稼働率計算

客室・予約枠・席・設備について、利用可能な数や時間のうち実際に使われた割合(稼働率)を計算します。

対象:同じ期間・同じ単位で集計した利用可能量と実利用量から、利用の割合を求める計算。

数値を入力

入力 → 計算 → 結果
計算方法
利用可能数と実際の利用数

例:客室50室、予約枠40枠

例:利用40室、予約30枠(利用可能数と同じ単位・期間)

稼働率計算とは

稼働率は、使える量のうち実際に使われた量の割合です。ホテルなら販売できる客室数のうち利用された客室数、サロンやクリニックなら用意した予約枠のうち埋まった枠数で考えます。セット面や診療台のように時間で使われる設備は、「台数×利用可能時間」を分母に、実際に使われた時間の合計を分子にします。

使い方

客室や予約枠のように数えられるものは「数で計算」を選び、利用可能数と実際の利用数を入力します。例えば50室中40室が利用されれば80%です。席や設備を時間で見る場合は「時間で計算」を選び、席・設備の数、1台あたりの利用可能時間、実際の利用時間の合計を入力します。4席×8時間で32時間のうち24時間使われていれば75%です。

稼働率計算を使う場面

  • ホテル・旅館で、日別や月別の客室稼働率を確認するとき
  • 美容室で、セット面がどれだけ施術に使われているかを見るとき
  • クリニックで、用意した予約枠がどれだけ埋まっているかを確認するとき
  • 席数や設備を増やすかどうかを検討する前に、現在の利用状況を把握するとき

計算式と前提

数で計算する場合

稼働率 U = 実際の利用数 N ÷ 利用可能数 M × 100

U
稼働率%
N
実際の利用数室・枠など
M
利用可能数室・枠など

前提

  • 利用可能数と実際の利用数は同じ期間・同じ単位で集計します。
  • 実際の利用数が利用可能数を超える入力は計算しません。

時間で計算する場合

稼働率 U = 実際の利用時間 T ÷ (席・設備の数 K × 1台あたりの利用可能時間 H) × 100

U
稼働率%
T
実際の利用時間の合計時間
K
席・設備の数
H
1台あたりの利用可能時間時間

前提

  • すべての席・設備が同じ時間だけ利用可能と仮定します。

計算例

ホテル50室中40室

条件:利用可能な客室50室、利用された客室40室として計算します。

結果:客室稼働率は80%、未利用は10室です。

根拠:上記の計算式

適用限界:1日分の例です。月間は客室数×販売日数を分母にします。

美容室4席×8時間・実利用24時間

条件:セット面4席、1席あたり8時間、施術に使われた時間の合計24時間として計算します。

結果:利用可能な32席時間のうち24時間が使われ、稼働率は75%です。

根拠:上記の計算式

適用限界:席ごとの偏りは区別しません。

予約可能40枠・実予約30枠

条件:予約可能枠40枠、実際の予約30枠として計算します。

結果:予約枠の稼働率は75%です。

根拠:上記の計算式

適用限界:当日キャンセルを含めるかは集計方法に合わせます。

注意事項

分母と分子は、同じ期間・同じ単位でそろえてください。例えば1か月の客室稼働率なら、分母は「客室数×販売日数」、分子は同じ月の利用客室数の合計です。

  • 適正な稼働率は業種や営業方針で異なるため、良否は判定しません。
  • 利用可能量と実利用量の集計方法は自動判定しません。
  • 売上や単価を考慮した収益指標(客室単価・RevPARなど)は計算しません。

よくある質問

「数」と「時間」のどちらで計算すればよいですか?

客室や予約枠のように1つずつ埋まるものは「数」、美容室のセット面や診療台のように使われた時間で見たいものは「時間」を選んでください。

ホテルの月間稼働率はどう入力しますか?

利用可能数に「客室数×その月の販売日数」、実際の利用数に同じ月の利用客室数の合計を入力します。30室で30日なら利用可能数は900です。

稼働率が100%を超えることはありますか?

このツールでは、実際の利用量が利用可能量を超える入力はエラーにします。同じ期間・同じ単位で集計できているかを確認してください。

客室単価やRevPARも計算できますか?

計算しません。このツールは利用の割合だけを求めます。売上に関わる指標は、客単価計算など別の計算と組み合わせて確認してください。

参考資料・計算定義

  1. 本サイトの計算定義:店舗運営の指標COOLFUL 編集方針(版 1.0.0)
    • 稼働率:稼働率の計算定義

最終更新日: 計算方式1.0.0